東京リハビリテーション
センター世田谷で働く
助け合う気持ちをみんなが共有
介護老人保健施設
介護職
2020年新卒入職
社会福祉士/社会福祉主事
大学在学中
社会福祉士を取得。
入職1年目
2020年4月、東京リハビリテーションセンター世田谷に入職。
介護老人保健施設所属となり、介護職としてキャリアをスタート。
さくら・けやきユニット(認知症対応)を担当。
入職2年目
医療強化ユニットに転属。
入職3年目
再びさくら・けやきユニットに転属となり現在に至る。
INTERVIEW
わずかな表情の変化から異変を察知
看護師さんと迅速に連携
私は、介護老人保健施設所属の入職3年目の介護職です。担当しているさくら・けやきユニットには入職してすぐに配属になったのですが、2年目途中から1年ほど医療強化ユニットに在籍後、現在は戻ってきてユニットリーダーを務めさせてもらっています。
ほかの事業所への異動はまだ経験していませんが、さくら・けやきユニットから医療強化ユニットに異動して、介護老人保健施設というひとつの事業所の中でもユニットによって求められることがずいぶん違うことを実体験として学びました。どちらも介護度が重い現場であることには変わりはないのですが、医療強化ユニットには経管栄養をはじめとする医療的処置を必要とする方が入所されています。排泄や入浴で全介助が必要な利用者さんがほとんどなので、より重度の介助を経験することができました。
他職種と関わる場面も多く、特に看護師さんの仕事を間近に見ることができたのは良い勉強になりました。看護師さんから「ちょっとした表情の変化を見逃さないように」とアドバイスを頂き、常日頃から表情に意識を向けるようにしたところ、「頰がちょっと上がっている」「目が険しい」といったわずかな表情の変化から異変を察知して看護師さんと迅速に連携できたこともあります。さくら・けやきユニットに戻ってからも表情は注意して観察するようになりました。
帰宅願望や徘徊への対応は日常的
ユニット内で助け合って対応
さくら・けやきユニットに入所しているのは認知症の方です。戻ってきて心がけているのは、利用者さん本人ができる動きを制限しないこと。医療強化ユニットでは介護技術を鍛えられましたが、できるからと言って技術をなんでもかんでも使うのではなく、利用者さん自身にやってもらったほうがいいことはやってもらいます。ADLの維持向上のためにも。どういう場面で技術を使うべきか、あるいは使うべきではないか。その判断ができるようになったのは成長かなと思います。
認知症対応では介助量は医療強化ユニットほど多くないのですが、不穏時の対応に改めて難しさを感じています。とりあえずお話を聞いて、落ち着くまで一緒に歩いたりお茶を飲んだり…。話しかけると逆にヒートアップしてしまうこともあるのですが、私がこの仕事をしていて一番楽しいのは利用者さんと話をしているとき。若い頃の話やご家族の話をするときに見せてくれる笑顔は励みになります。
利用者さんには「お家に帰りたい」という思いが基本的にあるので帰宅願望や徘徊への対応は日常的にありますが、ユニット内で助け合って対応しています。介護職同士はもちろんですが、「見守りお願いできますか」と声をかけると看護師さんや相談員さんも快く応じてくれるのが心強いです。2019年に開業した施設なのでプロパー職員の年齢層は20代半ば。先輩後輩の年が近く、気軽に相談できる雰囲気があります。まだ新しい施設ですが、だからこそ助け合う気持ちをみんなが共有している元気で明るい職場です。
職員の1日
8:30〜10:00 |
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10:00〜11:00 | 水分提供など |
11:00〜12:30 |
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12:30〜13:30 |
お昼休み
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13:30〜14:00 |
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14:00〜15:00 |
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15:00〜16:00 | おやつ |
16:00〜17:00 | 排泄介助など |
17:30 | 夜勤者に申し送り |
※2023年1月現在の情報です。