東京リハビリテーション
センター世田谷で働く
自分でも予想外の就職先
放課後等デイサービス
保育士
2021年新卒入職
保育士
大学在学中
保育士の資格を取得。
入職〜
2021年4月、東京リハビリテーションセンター世田谷に入職。
生活介護所属となり、保育士としてキャリアをスタート。
9月、放課後等デイサービスに異動。現在に至る。
INTERVIEW
自分がここで働く姿が
リアルに浮かんできました
私は、放課後等デイサービスに所属している入職2年目の保育士です。小学校1年から高校3年までの肢体不自由などの身体障害を持つお子さんの保育を担当しています。大学在学中に特別支援学校での実習経験はありましたが、児童教育が専攻だったので重度の障害児と接したことは無く、障害者支援施設を就職先として考えたこともありませんでした。でも就活中に求人情報を検索していてたまたまヒットしたこの施設が気になり、採用説明会に参加してみることにしました。
地方学生の東京就活は時間やお金の面で動ける限界があります。何度も行き来できるわけではないので、志望を絞りに絞って上京し、「違ったな」という結果だったら地元で就職するつもりでした。実際に見学してみると、施設は新しくてきれいで雰囲気も気に入り、ここで働く自分の姿がリアルに浮かんできました。コロナ禍1年目の就活だったので、採用活動もオンラインという企業が増えていたのですが、職場の空気を感じることができたのは私にとっては良かったと思います。
面接のために再度上京したので計2回上京しましたが、費用面や学業への影響も想定内で済みました。ただ障害者支援施設は自分でも予想外の就職先だったので、実際どんな仕事をするのか、内定を頂いた時点では具体的なイメージはありませんでした。
何もかもが新鮮だった1年目に比べると
2年目は少し余裕が出てきたかも
入職1年目は初めてのことだらけでした。私は身長が低いので、利用者さんを抱えたりといった介助が他の職員の方と同じようにはできなかったり、そういう面でプレッシャーを感じたこともありました。でもそこは、同じぐらいの身長の理学療法士が「このへん持つといいよ」とアドバイスをくれたり、自分用の足台を常備するなど自分なりに工夫もして解決していきました。
放課後等デイサービスは、学校の放課後に施設で障害児をお預かりするサービスなので、利用者さんを学校までお迎えに行き、施設で過ごしてもらって自宅に送るというのが通常の流れです。施設での過ごし方は、日替わりで提供しているレクリエーションや創作などの活動がメインになるので、活動のリーダーがまとめ役兼進行役になってその日の業務を回していきます。リーダーは経験年数に関係なくグループのメンバーが順番に担当します。入職1年目の9月に今の所属になってからというもの、人知れずドキドキしながら「いずれ自分もリーダーをやることになるのか…」と先輩たちの仕事ぶりをじっと観察していました。ついに「そろそろやれそう?」と振られたのが冬。見通しが持てないと不安になってしまう性格なので、前日まで先輩にめちゃめちゃ質問して(笑)、それでも当日はすごく緊張しましたが無事にリーダーデビューできました。
学校が長期休みのときは1日利用になります。滞在時間が長くるなると利用者さんの気分の波が崩れやすく、中にはパニックになってしまう方もいるので、状況にもよって活動の内容やスケジュールを臨機応変に調整するなどリーダーには柔軟性が求められます。でも1日利用のリーダーをうまく務めることができた日の達成感は大きいです。何もかもが新鮮だった1年目に比べると2年目は少し余裕が出てきたかもしれません。
職員の1日
10:15〜11:00 |
|
---|---|
11:00〜11:30 |
|
11:30〜12:30 | 活動準備等 |
12:30〜13:30 |
お昼休み
|
14:00〜17:30 |
活動
|
17:30〜18:30 | 児童送り |
18:30〜19:30 |
|
※2023年1月現在の情報です。