東京リハビリテーション
センター世田谷で働く
異動はチャンス
障害者支援施設 施設入所支援
生活支援員
2020年新卒入職
社会福祉士
大学在学中
社会福祉士の資格を取得。
入職1年目
2020年4月、東京リハビリテーションセンター世田谷に入職。
施設入所支援(知的障害ユニット)配属となり、生活支援員としてキャリアをスタート。
入職2年目
9月、生活介護に異動。
入職3年目
6月、再び施設入所支援(成人・知的ユニット)に転属となり現在に至る。
INTERVIEW
知的ユニットでは学べないことをたくさん経験
私は障害者支援施設の所属で、施設入所支援(地域生活支援型)の成人知的障害ユニットを受け持っています。知的障害ユニットに配属になったのは実は2度目。今年で入職3年目ですが、入職2年目に生活介護に異動になり、今年また戻ってきました。
ひとつの施設でこれだけたくさんの福祉サービスを提供する施設はなかなかないので、就職活動中からそこに魅力を感じて入職したのですが、正直2年目の異動のときは「慣れ親しんだ所属先でがんばりたいのになんで今?」と思いました。でも「まあ経験だ!」と思い直して生活介護に異動してみると、同じ障害部門でも、障害の重さ、雰囲気、支援のやり方などがまったく違っていて、在籍したのは9ヶ月だけでしたが、知的障害ユニットでは学べないことをたくさん経験できました。生活介護では日中活動が多かったのでそのノウハウは今とても役立っていますし、車椅子の移乗介助もしっかり身につけることができました。「異動はチャンスだった」と今は思えます。
今とは違う環境に飛び込んで経験の幅を広げたいと思ったとき、転職するのではなく、同じ施設、同じ南東北グループの中に選択肢があるのは心強いことだなと思います。
何が正解か探りながら一つひとつ前に
3年間で2回の異動を経験して心臓はそれなりに強くなりましたが、利用者さんはお話ができなかったり、できても「あー」「いー」ぐらいしか発語ができない方が多いのでコミュニケーションはやはり難しいです。新人の頃は、要求しているものが何なのか、「これ?」とご本人の顔の前で示して、わずかな表情の変化を捉えたりというのも難しかったですね。でもそういう要求・要望を汲み取るスキルは経験を重ねることで自然に身についてきました。それよりも今は「どういう支援をしたらその人のためになるのか」で悩む場面が増えています。
例えば利用者さんが「家に帰りたい」と頻繁に要求されるような時、すぐに外泊と答えを出すのではなく、外泊を目標に、まずは面会、次に外出と段階を踏んだほうが良いケースがあります。最終的にご家族も含めて、その方のためになる支援になるように、何が正解か探りながら一つひとつ前に進む。3年目の今は、そういう難しさと向き合うようになりました。ユニットの先輩や、専門的なアドバイスが欲しいときは非常勤(週1回)の臨床心理士さんに相談できるので、周囲からもサポートしてもらいながら取り組んでいます。
もちろん「利用者さんのために」と思ってやっても上手くいかないこともあります。でもそれもまた経験。「これは嫌なんだ」ということが理解できたと捉えて気持ちを切り替えます。障害特性は利用者さん一人ひとり違っていて、そういう利用者さんと関わっている時間は基本的に楽しくて、問題や課題があってもいつも前向きでいられます。
職員の1日
8:30〜9:00 |
|
---|---|
9:00〜10:00 |
|
10:00〜11:30 |
|
11:30〜11:45 |
|
11:45〜12:30 | 食事介助 |
12:30〜13:30 |
お昼休み
|
13:30〜15:00 |
|
15:00〜17:00 |
|
17:00〜17:30 | 夜勤者に申し送り |
17:30 | 退勤 |
※2023年1月現在の情報です。