福祉人材育成に力を注ぎ、
医療福祉連携にいち早くから
取り組んできました。
南東北グループ 沿革
ベッド数60床から始まった医療福祉連携の歴史
1980年代
1981年12月、南東北脳神経外科病院(現:総合南東北病院)を渡邉一夫理事長の個人病院として開院。ベッド数60床。診療科目は、脳神経外科、神経内科、外科、内科の4科。1984年、当時世界で成功例がなかった脳動脈奇形の手術に成功。ベッド数の増床、関連施設の開業を重ね、グループの原型を形づくっていきました。
1990年代
急性期医療で得た知見をもとに、「医療と福祉の連携」をテーマに事業を多様化。必要とする人が回復期リハビリテーションや在宅介護を利用しやすい地域医療・地域福祉の構築を目指し、国内でいち早く先進的な福祉インフラ整備に取り組み始めました。1999年、多岐にわたる事業やサービス形態を集約した複合福祉施設として総合南東北福祉センターを開設。福祉施設の設計・運営のモデルケースとして業界内外の注目を集めました。後年そのコンセプトは江古田の森、東京リハビリテーションセンター世田谷にも継承されました。
2000年代
介護保険法が2000年に施行されたことを受け、グループの各事業所で介護保険サービスの提供を開始。この頃、首都圏などの都市部では、施設や人材の不足から介護保険サービスを利用者に対して十分に提供できない状況が顕在化。南東北グループは、東京都中野区が全国公募を実施したPFI事業*で複合福祉施設構想を提案。選定事業者に選定され、培ってきたノウハウを投入した東京総合保健福祉センター江古田の森を2007年に開設しました。
また2000年代後半には東京クリニック(東京都千代田区)、南東北がん陽子線治療センター(福島県郡山市)を相次いで開設。先進医療やハイエンド医療の分野でも躍進しました。
*民間の資金やノウハウを生かして公共施設の建設や利活用を進める公共事業の手法。
入札で参入業者を選定するのが一般的。
2010年代
2010年の総合東京病院(東京都中野区)に続き、2012年に新百合ヶ丘総合病院(神奈川県川崎市)を開院。また東京都世田谷区のPFI事業に参入し、東京リハビリテーションセンター世田谷(施設内に世田谷リハビリテーション病院を併設)を2019年に開設。
グループ傘下の施設を首都圏で6施設展開。全体では1都1府3県に100を超える施設を展開する医療・福祉グループへと成長を遂げました。
東京リハビリテーション
センター世田谷 沿革
南東北グループの理念と運営ノウハウを継承
2014
- 8月
- 東京都世田谷区が行なった梅ヶ丘拠点整備事業(民間施設棟)事業者募集に応募。
2015
- 3月
- 世田谷区と基本協定を締結。
2018
- 12月
- 竣工
2019
- 4月
-
4月1日、東京リハビリテーションセンター世田谷開設。
- 回復期リハビリテーション病院(4床室22室、個室4室、計92床)
- 通所リハビリテーション(定員80名)
- 認知症対応型通所介護(定員9名)
- 療養通所介護(定員12名)
- ヘルパーステーション
- 訪問リハビリテーション
- 訪問看護
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
- 居宅介護支援事業所
- 障害者支援施設(定員60名)
- 障害者ショートステイ ユニット型個室(定員28名)
- 児童発達支援(定員50名)
- 放課後等デイサービス(定員50名)
- 生活介護(定員60名)
- 自立訓練(機能訓練・生活訓練)(定員30名)
- 基幹相談支援センター
- 障害者(児)相談支援事業